2010年12月15日

Noël de 粉桜 2010 まっただ中

Filed under: news,pain — RikakoInoue @ 11:43 PM


Berawecka (ベラベッカ)
も並びました。 やっと・・・です。

 

 

色とりどりのドライフルーツをスパイスとともにキルシュワッサーに漬け込み、それをほんの少しの生地でつないでいくフルーツのかたまりのような発酵菓子です。

アルザスの Noël菓子 “ベラベッカ” は “洋ナシのパン” という意味の通り、珍しい洋ナシのドライフルーツが入っています。

粉桜でも毎年、ドライの洋ナシを手作りし入れ込んでいます。

5ミリくらいに薄くスライスし、ドライフルーツとキルシュ、そして数種のスパイスのハーモニーをお楽しみください。

クリームチーズを乗せる楽しみ方もおすすめです。 ぜひお試しください。  

粉桜クリスマス 2010 まっただ中です。 お待ちしています!!

その他のお知らせ

1. 12/18(土)、19(日)市原の “cafeのっぽ141” にてマルシェが開催されます。
 粉桜のパンも並びますのでどうぞお立ち寄りください。

2. 今年もプレミアム付き商品券 “東金わくわく商品券” が実施されています。
 粉桜でも定休日明けの 12/17(金)よりお使いいただけます。


2010年11月18日

冬にちょっとはまるサンド

Filed under: pain — RikakoInoue @ 1:12 AM

 こんな寒い日にぴったりの、こんなサンドを紹介します。

冬に食べたくなるサンド

  材料  食パン 2枚(イギリスパン or ふんわり角食 お好みの厚さで)

       熟したバナナ 1本

       ピーナッツバター 適量

       メープルシロップ or はちみつ

       トッピング  スライスアーモンド、コーンフレーク、
               チョコレートシロップ etc….. (お好みで)

 作り方  ① 食パンは色づく程度にトーストする。

       ② たっぷりのピーナッツバターをぬる。

       ③ バナナをたてにスライスする。 
       (食パンの長さに合わせて3枚くらいにスライスするとベスト!)

       ④ ②の上に③のバナナ、メープルorはちみつ、トッピングをのせる。

       ⑤ もう1枚のピーナッツバターをぬった食パンでサンドして。
         はい、できあがり!!

今年はまだ作っていませんが、寒い冬に無性に食べたくなるサンドです。
パンが温かいうちにどうぞ。
よかったらお試しください。


毎週水曜日の配達時に通る“季美の森”の並木も冬支度を始めました。

四季の移り変わりをとてもダイレクトに、そしてとてもきれいにおしえてくれます。

お気に入りのコースです。

今日は雨だったので先週撮った写真をのせておきます。

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先週はこんなふうに‘秋’だったのに・・・・・・。

  

今日は‘冬’になっていました。

。。。::::


2010年9月23日

準備完了

Filed under: pain — RikakoInoue @ 8:51 AM

これで役者はそろったな。 フムフム・・・。

あとは動き出すのみ。 動き出す・・・動き・・・動き・・・。 動け、動け、動けぇぇー!!

早く動き出さないと今年が終わっちゃう。

慎重すぎるのは、時々、困りもの。  時々じゃなくて、いつも困ってる。

極度の有言実行型(これにも困ってる)だから、本当は言わないほうがいいんだけど・・・・・。

言ってしまおう。  米粉100%のパンつくりま~す!!! もちろん天然酵母で。  

ふぅー。


2010年9月14日

秋—–走り始めました!!!

Filed under: news,pain — RikakoInoue @ 11:31 PM

  パン、パン、パン!!! 今週は頭の中がパン!ウイークでした。   

   

   

ローストチキンサンド ~秋野菜を添えて~   

    



オランジェ 
~ミルキークリームにほろにがオレンジを合わせて~
   

     



マロン&ジンジャー
 ~ほんのり生姜の香るさわやかな生地にこっくりマロングラッセをあわせて~
  

 

              トマトフォカッチャ

また少しイメージに近づきました。 次はは練りを浅めにしてみます。   

    で、本日のサンド   



トマトフォカッチャのフリッタータ 
~メルトチーズとトマトソースを添えて~   

  

  

そしてお待たせしました!!!  

   

   

粉桜の秋味ご用意できました。こなざくら
   

     

 


2010年9月9日

あこがれのパン

Filed under: news,pain — RikakoInoue @ 10:01 AM

ブレがないのです。 まったく・・・・・。

いつ行っても凛としていて、気品高くそれでいて骨があるような・・・・・そんな感じが好きでちょくちょくおじゃましていました。

熟練し、経験をかさねた職人だけがつくれるハードなパン。 きちんと手のほどこされたデニッシュ。 基本に忠実なスイーツブレッド。

何分も、何時間でもそこに並べられたパンたちを見ていたいような、いつもそんな気にさせられます。

わたしがパンを作るとき、多分、頭のどこかにこのイメージがあるような気がします。

今回の粉桜の “いちじくのデニッシュ” そんなことを思いながらの一品です。

いちじくのデニッシュ by konazakura

 

Backerei CHARENDE —ベッカライ シャラント—
                市川市南大野

 

                                                        


2010年9月8日

ある日のmemoより  ~トマトフォカッチャ試作~

Filed under: news,pain — RikakoInoue @ 7:35 PM

1回目 はるゆたかに Type ERとラベンダーをブレンドし冷蔵発酵。 背の高い型に入れ2次発酵をとり、オリーブオイルと岩塩をふりかけ焼成。 もちもち、国産小麦の特徴がですぎ。 ラベンダー(薄力粉)必要なし? 水分OK

2回目 はるゆたかのみ  型変更→長方形(前回より浅め)  2次発酵多め  オリーブオイル、岩塩 焼成後にオリーブオイル 上がりOK 味OK 食感、サックリ感→ERプラス 

以上、memoより  

——-で、できたものがこれです。


なかなかいい感じです。 トマトの甘さと岩塩の塩気が調和してクセになる感じです。 そして、思わず「パスタが食べた~い」と叫ぶ感じです。

かんじんの生地は・・・・ 「ふわっ 」 と 「もちっ」 がいい感じに出ています。 あとは少し「さくっ」をだすべく、粉をもうひと工夫です。 次回、また報告します。

サンドイッチにもしたいのでもう少し薄めの型のほうがいいのでしょうか? でもできればまずは、このままフォカッチャとして食べてもらいたいので型はこのままでいきましょう。 サンドイッチ用はスライスで。

——–で、できたものがこれです。 


 カプレーゼ

あh

ふぁ
とろ~っとしたモッツアレラチーズとアクセントのバジルソース。 トマトフォカッチャにベストマッチです!!

何といってもこの色彩!! イタリア~ンです。  本日のサンドで時々登場しますのでよろしくお願いします。



2010年8月18日

耳よりな話

Filed under: pain — RikakoInoue @ 12:29 AM

夏休みをいただきましてありがとうございました。 久しぶりに気持ちがリラックスできました。

休み明け初日は、何だか体がスムーズに動かずちょっとへんでした。 といっても2日前には仕込みに入っていたのですが・・・。 それでも完全な連続OFFは久しぶりなので、スポーツ選手が1日休むと体の動きと勘を取り戻すのに倍の2日かかるというのと同じような感覚でした。

・・・何はともあれ皆、リフレッシュして張り切っていますのでどうぞお店をのぞいてください。 お待ちしています。

今日は

今日は多くのお客様から質問をいただく、粉桜のひそかな人気者・パン耳の利用方法について少し書いてみたいと思います。 お客様に教えていただいたものと私が知っているものと思いつくままに書きます。

粉桜のひそかな人気者   パン耳君!!

パン粉

  一口大にちぎってフードプロセッサーでガガガガガァーと細かくすれば、はい出来上がりです。 もちろん、おろし金でおろしてもOKです。 揚げ物はもちろん、グラタンのトッピングにもできます。

クルトン

 細かくきってトースターで焼けば出来上がりです。 
 ワンランク上のクルトンは・・・パン耳に有塩バターをぬってナイフで小さな四角形に切り、トースターでカリカリに焼けば出来上がりです。 
 さらにワンランク上のクルトンは・・・ボールにオリーブオイル、塩、すりおろしにんにく、パセリをいれそこに四角く切ったパン耳を入れまぶしつけます。 トースターでカリカリに焼けば出来上がりです。
 いずれもサラダやスープの上にのせて食べるとちょっとおしゃれで一層おいしくなります。

フレンチトースト

 たまご1個をよく溶きほぐします。 そこに砂糖大さじ1強、牛乳100ccを 入れよーく混ぜ合わせます。 そこにパン耳(できれば白い部分が多く残っている厚めの物)をいれ浸します。 この時パンに液をよくしみこませるのがコツです。 これを油を敷いたフライパン、またはアルミ箔にのせてトースターで焼きます。 食べる時にお好みではちみつやメープルシロップをかけると最高です!

パンプティング

 材料は基本的にフレンチトーストと同じです。 耐熱容器またはアルミのカップにバターをぬります。 そこに一口大にきったパン耳をいれ、フレンチトーストと同じ液を流しいれます。 ちょっと砂糖を多めにするとおいしいです。 (ここにアンズやレーズンを入れれば大人気粉桜パンプティング!!材料はちょっと違いますが・・・)  オーブントースターで12、3分焼きます。 焦げそうなときはアルミをかぶせて焼きます。 あつあつがたまらないです!! あれば焼く前にシナモンシュガーかメープルシュガーをふりかければ最高です!!

ピザ  

 カットしていないパン耳にトマトソースをぬります。 お好みの具、たとえばベーコン、ウインナー、ピーマン、きのこ、ツナ、コーンetc・・・をのせ、その上にピザチーズをのせてオーブントースターでチーズに焼き色がつくまで焼きます。 焦げそうな時はアルミでおおいをして。 チーズがぐつぐつというまで焼いて、はいどうぞ。 たまりません。 

その他、ラスク、ハンバーグのつなぎなどと大活躍します。 でも一番はシンプルに、トースターで焼いてバターをつけて食べることかな~。(これに砂糖をつけると結構いけます!)

大人気のパン耳、品切れの時も多いのですが、どうぞスタッフに声をおかけください。 パン耳君も張り切って出番を待っています!!  


2010年7月29日

食品表示

Filed under: pain,Sous les cerisiers — RikakoInoue @ 1:38 AM

粉桜のシンプルベスト3

本当にシンプルです。

私は食べ物を買うときついつい裏の食品表示を見てしまいます。 時にちょっとやりすぎかなとか、失礼かななどと後ろめたい気がするときもありますが、選ぶ権利もあるのでそれはそれでいいと思います。 なるべく添加物が少なくて製造日の新しいものを選びます。 いいものを安心して食べたいからです。 

   が・・・・・

きのう、コンビニで買って食べたもの

まだまだ修行が足りないようです。


2010年7月23日

食物繊維

Filed under: pain — RikakoInoue @ 8:54 PM

     NO.1         NO.2         NO.3

    

   オーツクッキー      米ぬかクッキー       雑穀食パン

粉桜で販売されているものの中で食物繊維含有率のBEST3です。 よくお客様から食物繊維の多いパンを質問されます。 そのなかでもオーツクッキーはダントツです。 ちょっと成分表示をしてみたいと思います。

 1. オーツクッキー・・・・・・・オーツ麦・小麦全粒粉・洗双糖・バター・はちみつ・白ゴマ  オーツ麦の食物繊維は玄米の3.5倍、精白米の22倍あるそうです。(クエーカー社調べ)

 2. 米ぬかクッキー・ごま・・・・小麦粉・米ぬか・バター・はちみつ・黒ゴマ・白ごま

 3. 雑穀食パン・・・・・・・・・・・小麦粉・15穀(黒米 もち米 発芽玄米 もちきび 小豆 黒豆 もちあわ とうもろこし はと麦 アマランサス 黒ゴマ 白ゴマ 大麦 そば うるちえび) 自家製酵母 天日塩

NO.3とほぼ並んでライ麦カンパーニュ、グラハムブレッド、ライ麦と全粒粉のカンパーニュなどがあります。 食感はそれぞれに違うのですが、どれも粉の風味豊かでかみしめると(砂糖類は不使用ですが)甘みというかなんというか、味のあるパンという感じです。 パンに限らず食物繊維豊富な食べ物はからだの中がきれいになるし、栄養価も高いものが多いので元気になるし私はいつも好んでとっています。 

そして同じく要望の多いベジタリアンやマクロビオティック対応のサンドイッチや小物のパンもいろいろ検討中です。


2010年7月14日

粉・酵母・塩

Filed under: pain — RikakoInoue @ 1:18 AM

たった3つの集まりだけなのにその表情、感触、香りまったく別物です。

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食事で食べたい時、
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パンだけを食べたい時、
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チーズと一緒に食べたい時、
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いろいろなことを想像しながらまずは粉・酵母・塩それぞれの種類や組み合わせを考えます。 たったそれだけの材料なのに夢や希望がどんどんどんどんふくらんでいきます。———が!!その後はもう大変です。

それぞれの配合割合・・・ここからいっきに現実に引き戻されます。 あーだこうだ、あーでもないこうでもない、あーこれこれ、ちがうちがう、もうちょっと、これでは? それともこれ?

それと水の量もとても大切です。 そしてそして捏ね方、発酵加減、大きさや形、焼き方・・・キリがありません。
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けっこう、こ・だ・わ・り・やです。
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アランシエンヌを1.8㎝に長めの斜めスライスにして軽くオーブンであたため、冷たいバターをのせてバターが融けないうちにがぶり・・・が今のお気に入りです。

2回くらいかむころには口の中で生地が〝 くしゅっくしゅっ〟となり(この食感がたまりません)、4回目くらいでバターがジュワッときて(この瞬間がたまりません!)、できればこの後余韻にしたりたいのですが・・・。

そんな優雅な雰囲気ではありません。 

いつも 牛乳>沸騰湯 でわった無糖のコーヒーで流し込むように食べてと・り・あ・え・ずの朝食です。 とても見られたものではありません。.
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この粉・酵母・塩だけのパンが大好きです。 作るのも食べるのも大好きです。 たったこれだけの材料で無限に可能性が広がっていきます。 でも実はほかのどんなパンより作るときに一番緊張します。


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