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数えきれないほど交わした過ぎ行く年への感謝の言葉と
そしてこれから迎える新しい年への約束。
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こんなにもたくさんの人たちに出会い支えられ———、
多くの言葉、気持ち、そして勇気をいただき
感謝と感動の一年でした。
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また新しく始まる長い道のり、スタッフ一同力を合わせて進んでいきたいと思います。
これからも見守っていただけたらと思います。
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今年一年、心から ありがとうございました。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。
Boulangerie 粉桜 スタッフ一同
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心を込めて。
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一年のしめくくりを笑顔で迎えられるというのは本当にありがたいことだ。
たくさんの前向きな気持ちと小さいけれど確かな力を集めてこの店はあるのだと改めて思う。
まだまだこれからの私たちなので、失敗も至らないことも多い。 そしてくじけそうになる時だって多い。
でも私たちにはそれをカバーする仲間がいて、乗り超える気持ちがある。
そして何より、「そんな私たちのところに足を運んでくださる方々がいる」 という大きな支えがある。
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っと、締めくくるのはもう少し後にして。
今年中にできること、やらなければならないことに向かってもうひと頑張りです。
え
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ちょっと体力をつけてから・・・です!!
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Christmas Bag の準備もほぼ一段落し、後はベラベッカです。 これができれば “Noël de 粉桜 2010” まっただ中・・・です。
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かわいいものも段々と——–
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こんな感じでできあがってきています。
粉桜の酵母で作ったパンリースです。
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何といっても——–
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この図のこの感じ、一年を通して一番好きです。
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そして——–
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あれをやって、これをやって、あっちもこっちもとあたふたせかせかしている時に、心がほっとするプレゼントをいただきました。
“ろうばい” です。
ほんの少し花が開いています。 粉桜ジャムの大木さんからです。
窓の外に目をやると、つかれきった体と心がふと緩みます。
春もそう遠くはないのでしょうか。
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できそうなことから始めています。
“とりあえず”的なことはできない性分なので、まず頭の中から入ります。
これがあまりに長くて・・・というか、考えている間に次の課題が生じ、解決しないまままたまた次の課題が出てきて・・・。
で、どんどん課題ばかりが増えて・・・頭がいくつあっても足りません。
——–と、こんなことを言っている場合ではありません!!
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頭のかたい私もさすがに、あれもこれもとスタートを切っています。
12月しめくくりのスタートです。
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この柚子も今ではすっかり形を変え、
あと2回くらいシロップを煮詰めれば完成です。
オレンジや伊予柑とは全く違う独特の香りが部屋中に立ち込めます。
なんで今までやらなかったんだろうと、後悔しきりです。
柚子ピールのパン、この香りを生かしたシンプルなパンにするつもりです。
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クッキーやラスクもクリスマス仕様にして、気分を盛り上げます。
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例のとってもかわいいものも作り始めてます。
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そして・・・・・・。

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そして、1回目のシュトレンも並びました。
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今年の粉桜のクリスマス、ちょっと張り切ってみようとおもいます。
超控えめなわたしは(笑)家族の飾るクリスマスツリーさえも敬遠していたのですが・・・。
今年は思い切って(まぁ、そんなに思いきるようなことでもないんですがなんたって超控えめなもので・・・)
明るい粉桜クリスマスにしてみようと思います。
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こんな感じに・・・・

こんな感じで・・・

こんなのもいいかも・・・

こんなのも用意して・・・
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ふぅー。
これで精いっぱいかも、なんたって超控えめなので!!
あっ! それと・・・
とってもかわいいものを飾る予定でいます。
クリスマスには間に合うように頑張りますのでお店をのぞきにきてください。
みんなでお待ちしています。
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窓越しのさくらを眺めながら迎えた三回目の春。
照りつける太陽とオーブンの熱にひたすら耐えた日々。
いろいろな食材を前に自然、需要、供給、生産者、消費者・・・
もろもろの事を振り返り考える繰り返す、そんな機会を得た今年の秋。
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シュトレンを包装するときには決まって一年のいろいろな出来事が次から次へと頭の中を駆けめぐる。
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今年もやっとこの季節を迎えることができました。
あたたかく応援してくださった方々、本当にありがとうございます。
今年もあとわずかですが、変わらずに皆でがんばっていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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これ新潟のおみやげです。
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これは中国のおみやげです。
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そしてこれは韓国のおみやげです。
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重なる時は重なるもので。
なぜかみんながいっきにいなくなりました。
ふぅー。 残り組のわたしと香代ちゃんと家人、ばたばたの一週間でした。
でも何だか留守番している子供のようで、妙に張り切っちゃったりして。
でもその後が大変。 休みの日は動けませんでしたぁー(笑)。
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忘れているわけではないのです。 むしろ頭の中では気になって気になって仕方がないのです。
米粉100%の天然酵母パン、シュトーレンにベラベッカ、アワ入りのパン、それにベジタリアン仕様のサンドイッチ・・・・・。
でもその前にちゃんとしなくてはならないことがあって、自分の気持ちを安心してパンに向けられるように。
で、今日第一歩動き出せたので、やります!!
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会社でパンを作っていたときは常に自分のキャパ以上のことを求められた。
求められたというのは必ずしも正しい言い方ではないと思う。 逆に自分がそうしたと言うのが正しいのかもしれない。
自分のキャパを超える分は時間でカバーするしかなかった。
今も考えられないくらい働いているけど(笑)、当時は起きている時間の中で食事以外の時間はすべて働いていたような気がする。
眠くて眠くて生地を丸めていても、包餡していても瞬間的に寝ていた。
——–この経験はつらくて嫌な思い出?
NO. 答えははっきりと、NO!です。
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上手くは言えないけれど、自分のなかでとても大切な時間だったと位置づけている。
本当にうまくは言えないけれど。
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さてと、少し出遅れているシュトーレン。
フルーツの漬け込みも始まりました。
フルーツの準備をすると誰からともなく 「今年ももうこんな時期ですね」という言葉がもれる。
今年一年のいろいろな出来事を思い出しながらフルーツを漬け込む。
あたたかい気持ちとこれからの希望が交差する。
このフルーツを漬け込む時期、何だか好きなんです。
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かぼちゃ、さつまいも、きのこ、くり、紅玉、秋鮭・・・・・。 今の季節は旬の食材が多くてテーブルの上もにぎやかです。 色彩的にも美しくうれしくなります。
冷蔵庫の中も下ごしらえしたものや準備したものでいっぱいになります。 自宅の冷蔵庫の中はかなりさびしい(よく言うとスッキリしている)のですが。
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——–テーブルに並んだパンを見て季節を実感すると同時にパン屋は農家(生産者)なしには成り立たないんだな、としみじみ感じました。
夏の天候問題による小麦の不作、野菜の収穫減・・・。 農家の方は大変な苦労をされたようです。
前にお話しした小麦不作の件で、 半ばすがるとも責めるともいうような形で北海道の製粉会社の方に電話したのですが・・・・・猛反省です。
テーブルの上を見ると、季節の恵みと生産者の方々に感謝せずにはいられません。
私たちも同じく生産者です。
形は違うかもしれませが、いろいろなことを受け入れ乗り越えていかなければなりません。
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一つのパンを作るときその完成図が頭の中にあります。
超完璧主義の私は、そのうちの一つでも欠けると納得がいかなくなります。
その欠けた部分を何とかして手に入れようと翻弄されてしまいます。
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今回、少し違った角度からの考え方ができるようになったような気がします。
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テーブルの上に並んだパン。
毎日同じで毎日違う。
一パン屋だけではとうてい無理で、多くの方が関わってくれて初めてひとつのものになります。
どれもとてもいとおしいパンです。
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彼女たちと初めて会ってから三年半がたちます。 三年半というのは粉桜がオープンしてからと同じ月日がたっているということです。 そうです。 彼女たちは粉桜のオープニングからのスタッフです。 彼女たち抜きには、今の粉桜など語れません。 どんなに長い時間でも、大変な仕事でも、めんどうな仕事でも、そうじでも、いつでも気持ちよく一生懸命してくれます。 おもてに出ることは少ないのですが、いつでも粉桜をしっかり支えてくれています。 ほんとうに彼女たちこそ、「粉桜をつくってきた人」なのです。 中国から来て7年、永住権も取得しました。 そんな彼女たち一家がこのたび、念願の家を買い、今日私たちをその家に招待してくれました。
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家族全員で作った手料理であたたかく迎えてくれました。 気持ちよく整とんされた家と、さり気ない気遣いでとても楽しいひと時でした。 何よりも、新しい家にスタッフ全員を招待してくれたことがうれしかったです。
パン屋を始めてから、それはそれは多くの出会いがありました。 どの出会いもとても大切なものです。 出会いにより、どんなに助けられているか言いようがないくらいです。
そして、この彼女たちとの出会い、不思議なものです。 ずっと前からの知り合いであって、ずっとこれからの付き合いであることを確信しています。
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この笑顔、永遠に。
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